【無料エロ動画サイトの注意点】悪質アダルトサイトの詐欺広告

【無料エロ動画サイトの注意点】悪質アダルトサイトの詐欺広告
この記事では、全国で毎日のように誰かがそのワナにかかるアダルトサイトを起因とする不当請求や詐欺被害の実例を紹介します。ネット上で実際に被害あった方のエピソードやその手口を知ることで、詐欺に引っかからないようにしましょう。

ワナだらけの無料エロ動画サイト


サイト開けば、上下、左右に貼り付いている広告。動画を観ようと思っても画面にかぶさる邪魔な広告…。いきなり飛び出してくる広告。勝手に開いている怪しいサイトのページなど…。

無料という言葉につられ「大丈夫かな…」と怪しみながらもボタンや画像を思わずクリック!


「ダダより高いものはない」と言われますが、やはりそこには罠があって、全国では毎日のように誰かが不当請求の被害に遭っています。


そして多くの被害のもととなっているのが無料エロ動画サイトです。



「アダルトサイト未納料金がある…」札幌の50代男性が1億円超の詐欺被害【HTB北海道ニュース】 


ちなみに、始めから正規販売のアダルト動画配信サイトを利用するれば…、

99円 AV作品一覧ページ ≫


この価格です。


この金額を惜しんだばかりに大きな代償を払うことになるかもしれません。



アダルトサイト不正請求の被害事例

では、実際に「国民生活センター」に実際に寄せられた相談内容を見てみます。



相談1. 
メールで覚えのない請求を受け、記載された番号に電話をしたら、アダルトサイトの料金を電子マネーで支払うように言われた。どうしたらいいか。


相談2. 
スマートフォンでアダルトサイトにアクセスし、年齢確認の表示をタップすると登録完了画面となり、高額請求を受けた。どうしたらよいか。


相談3. 
スマートフォンでインターネットを閲覧中に広告からアダルトサイトに飛び、登録完了したとID番号と料金が出た。対処方法を知りたい。


相談4. 
パソコンからアダルトサイトにアクセスし、数回クリックしたら高額請求となった。電話で退会を申し出たが取消されない。


引用:独立行政法人 国民生活センター・アダルト情報サイト相談件数と傾向


注意!詐欺サイトの手口

詐欺サイトの手口について、「ワンクリック詐欺を防ぐ手法に関する考察」「情報技術を用いた悪徳商法への対応」の資料を参考に記載します。



ワンクリック詐欺
サイト内の画像や広告をクリックすると「利用料金をお支払いください」という請求画面が表示される。または、アクセス時に「年齢認証ボタン」が表示され、クリックしたと同時に請求金額が表示されるケース。


フィッシング詐欺
サイト内の画像や広告をクリックしたり、サイト経由でアプリをダウンロードした際に個人情報やクレジットカード情報を入力するページが表示されるケース。


スパイウェア・ウィルス感染
サイトにアクセスして記事を閲覧または動画視聴している間に、PCやスマホ内に侵入して内部情報やメールアドレスなどを盗難するケース。


セクストーション詐欺
(sex=性的)+(extortion=脅迫)の造語。サイト内の動画を視聴しているときに突然シャッター音が鳴り、撮った写真を拡散すると脅迫メールが届いてお金を要求してくるケース。



当サイト管理人の僕が体験した…セクストーション詐欺の体験エピソード

あるとき無料のエロ動画サイトをいくつか回り、そのうち見たいと思う動画の再生ボタンを押しました。動画は普通に再生され、少しすると突然「カシャッ」とシャッター音が聞こえたんです。


当時はこんな詐欺があるとは知らず何事かな?と…。パソコンの画面にはとくに何も異変はありませんでした。


でも、このときのシャッター音の意味がわかったのは少し時間が経ったあと、いつもの通り受信メールのチェックをしていたときのことです。何やら英語のメールが届いており、翻訳してみると…、


お前がオナニーしてる写真を撮ったぞ!これが拡散されたら、どんだけ恥ずかしい思いするだろうな?それが嫌なら金をよこせ!そしたらデータを消してやる。」


さすがにちょっと焦りますよね。


ただ冷静になって思い返してみると、動画を観ていたのはデスクトップのパソコンで、カメラのレンズが格納できるタイプでした。だから写ってる訳がない「詐欺だな」と気づきました。


念のためパソコンに導入していたウィルス対策ソフトのサポートに相談したところ、「無視して大丈夫」とのことで、その後は音沙汰なしと事なきを得ました。


わたしの場合はウィルス対策ソフトのサポートに相談したわけですが、人によっては、ネット検索で相談先を探すことがあると思います。


そんなとき、さらにまた別の罠が仕掛けられていることをご存知でしょうか?


不当請求被害に慌てて「消費生活センター」に似せた広告の相談窓口に連絡したところ、さらなる被害に遭うケースが多く発生しています。



無料相談窓口の偽弁護士とは?

以下は、消費生活センターに寄せられた相談(北海道 20代女性)の実例です。


「スマートフォンを触っていたら、アダルトサイトに登録となり15 万円を請求された。アダルトサイト業者に「支払いたくない」と電話したが拒否されたので、インターネットで検索した「無料相談可能」という窓口に電話で相談した。電話に出た男性からは「支払いを止められる」「絶対に解決できる」と言われた。また「このままだと会社に嫌がらせがある」「裁判にもなる」とも言われ不安になり、依頼することにした。自宅にFAXがないので、コンビニのFAXで契約書を受け取った。

そして、携帯電話で簡単な説明を受け、急かされながら契約書に住所と氏名を記載し、母印を押してFAXで返信した。無料と思っていたが、料金は64,000円とのことだった。「お金がない」と伝えたところ、先に半額だけでも支払うように言われ、コンビニのATMから送金した。4日後にビルの写真2枚と、アダルトサイト業者自体の確認は取れなかったとの報告書が届いた。

あらためて契約書を読むと、依頼した内容が「企業調査」だと知った。解決できると言われて契約したのに、説明と違うので返金してほしい。』


トラブルを解決しようと被害に遭ったひとが、インターネットで相談先や解決方法を検索し、無料相談・返金可能をうたう窓口に相談したところ、弁護士ではなく、実際には探偵業者に「アダルトサイト業者の調査」を依頼したことになっていて、アダルトサイト業者からの返金もされないだけでなく、その探偵会社から調査料を請求されるといった相談が急増しています。


引用:「アダルトサイトとのトラブル解決」をうたう探偵業者にご注意!



まとめ

以上、悪質なアダルトサイトを起因とする不正請求と詐欺被害の実情や、無料エロ動画サイトの危険性について、公的機関の資料をもとに紹介しました。


もしもネット上で不正請求の詐欺に遭ったら、基本的に無視一択です。


どうしても心配になったり困った状態になってしまったら、公的機関の相談窓口へ連絡してみましょう。

地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口については、消費者庁ウェブサイトの消費者ホットラインに関する情報でご確認ください。



アダルト動画は18歳以上のジャンルであることから法律的・倫理的な規制のもとに流通されているのはもちろん、出演者が体を張り、制作会社が経費かけてつくった著作物です。


冒頭でご紹介したように、高画質・高音質のAVがわずかな金額でダウンロード購入することができるわけですから、「これイイ!」という作品が見つかったら、正規のアダルト動画配信サイトの利用をおすすめします。

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